こんにちは!皆さんは、飲み物と食べ物の愛称を考えることはあるでしょうか?スターバックスでは、それぞれのコーヒー、フードに対してフードペアリングというものが設定されています。聞いたことがない、聞いたことはあるけど難しそうだからスルーしてきました。っていう人も多いかと思います。ただ、フードペアリングが分かればスターバックスに行くのがもっと楽しくなる、明日も行きたくなること間違いなしですので、ぜひ読んでいってください(^^♪
Contents
フードペアリングとは?
そもそもフードペアリングとはなんでしょう?一般にはある食べ物と飲み物の相性のことを言います。ただ、スターバックスにおいてはコーヒーと食べ物の相性のことを指していて、今回はそのコーヒーと食べ物の相性を考えてみたいと思います。
各コーヒー豆のペアリングは?
スターバックスのラインナップされているコーヒー豆と、合うとされている食材の組み合わせを書いてみたいと思います。こちらの内容はスターバックスのお店でもらえるコーヒーパスポートから引用しています。
◎ウィローブレンド―レモン、オレンジ
◎ライトノートブレンド―ミルクチョコレート、煎ったナッツ
◎ブレックファーストブレンド―ナッツ、リンゴ、ブルーベリー、レモン
◎ケニア―グレープフルーツ、ベリー類、カラント(スグリ)
◎パイクプレイスロースト―ナッツ、チョコレート、シナモン
◎グアテマラアンティグア―チョコレート、ナッツ、キャラメル、リンゴ
◎エチオピア―ダークチョコレート、スイートシトラス
◎ハウスブレンド―ナッツ、リンゴ、ブルーベリー
◎コロンビア―ミルクチョコレート、ピーカンナッツ
◎スマトラ―シナモン、オートミール、メープル、バター、チーズ、ハーブ
◎コモドドラゴンブレンド―シナモン、メープル、バター、チーズ、ハーブ
◎カフェベロナ―ミルクチョコレート、ダークチョコレート、カラメル
◎エスプレッソロースト―キャラメル、チョコレート、スパイス、ナッツ
◎イタリアンロースト―ダークチョコレート、カラメル、スパイス
◎フレンチロースト―煎ったナッツ、ローストした野菜、カラメル
(2017年現在)
実際にホームページに乗っているのはかなり抜粋されていますので、載っていないお豆も数多くあります。そんな場合でのフードペアリングを楽しむときに上の一覧は参考になるかと思います(‘ω’)ノ こんなの覚えられない!とか、見ながら注文できないよ!という方は、注文するときに思い出せなくても、店員さんに聞けば応えてくれると思うので、気軽に聞いてみましょう(^^♪ 季節のお豆やリザーブのお豆なんかは事前に調べることができない場合があるので、そういうときはパートナーさんに問い合わせるのが一番です。詳しい人ですと、最もオーソドックスな組み合わせを紹介してくださった後に、その人の好みのペアリングを教えてくれる場合もあります。
シュガードーナツをケニアと合わせてみた
今回はまず、シュガードーナツ(旧)とケニアのコーヒーを合わせてみました。ケニアは個性が強いコーヒーで有名で、ジューシーな柑橘類のような風味が含まれています。一般でいうとベリー系などのフードと合わせるのが良いですが、シュガードーナツとの組み合わせもバニラの風味とよいバランスを持っていて悪くないと感じました(‘ω’)ノ ドーナツの生地を噛んでいる最中にきコーヒーを飲むと、ドーナツにコーヒーが染み込んでゆき、見事に一体となって味わうことができるんです。しかも、余計な具材などが一切ないため、純粋な味を味わい続けることができます。
フードペアリングの楽しみ方
フードペアリングの楽しみ方ですが、これにはステップがあります。
まずはコーヒー自体のテイスティング、そしてフードペアリングです。前者はコーヒー自体の個性を理解してあげるステップ、後者は二つが編み出す味の相乗効果を楽しむステップだと考えてもらえればよいかと思います。
テイスティング
まず、テイスティングをするのですが、その際味の特徴となる「香り、酸味、コク、風味」をそれぞれ確認します。
まず、香りですが香りのことは「アロマ(AROMA)」といいます。アロマはコーヒーの直接的な風味のことでコーヒーを飲んだ時にメインに感じる部分です。「ナッツのような」「スパイシーな」などが例で挙げられます。次に、酸味。こちらは「ACIDITY」といいます。これはレモンを食べた時のような「すっぱい!」と感じることとは少し異なり、さわやかさの指標となっています。ケニアのようなコーヒーでは「はじけるような」「ジューシーな」という言葉がさわやかさを表す代表的な言葉です(‘ω’)ノ 3つ目は「コク(BODY)」。舌に感じられるコーヒーの重さとスターバックスでは言われています。サッと流れていくようなコーヒーであれば「軽い」、どっしりと舌に居座るようなコーヒーは「重い」と表現されます。ワインの世界なんかでも言われることがある「BODY」ですので、知っていても損はありません。頭の中に味の六角形のグラフを思い浮かべて、その面積が小さいものを「軽い」、すべての項目が高い数値で、六角形の面積が大きなものを「BODY感がある」という風に理解して私は使っています。(なんかのテレビでやっていました) 4つ目は「風味(FLAVOR)」香りを含めた味わいのことを指します。例えれば、シトラスのような、ベリーのようなという表現があてはめられます。
このように、味という抽象的なものを要素に分解して、言葉で表現することによって明確に記憶、理解、伝達することができるようになれば、テイスティング成功です。
フードペアリング
そして、フードの方に目を移し、フードの特徴も目や鼻、口から感じます。
まずは、フードの断面の香りをかぎます。フードについても、上で紹介した風味の要素で感じておきます。そして、一口口に含み、食材の持っているものをたくさんの感覚器で感じ取ります。やっとここで、コーヒーを飲み口の中で混ぜ合わせます。
この時、ばっちりと合うコーヒーであればお互いを引き立てあい、抜群のおいしさを醸し出してくれます。その時、「マリアージュ」という状態になっており、フードペアリング成功です。そして、成功した結果を「ことば」で残しておけば、それはあなたのコーヒーライブラリーの一ページになるでしょう(‘ω’)ノ ひとつの組み合わせ単発でやってみても、なかなか合っているのかどうかわかりません。そんな時は、複数のコーヒーを入れて、順番に比較してみるとペアリングの良し悪しがよくわかります。自宅でそんな贅沢なことはできないし、わかるかどうか自信がないという方は、スターバックスのホームページで予約を受け付けているコーヒーセミナー、フードペアリング編へといってみることをお勧めします。
ここに書いているフードペアリングの知識はスターバックスのコーヒーセミナーで教えてもらったことで、少し前の出来事ですので間違ったことを書いていたらすいません(-_-;)
フードペアリングは一般的に同じ風味がコーヒーと食べ物に含まれているときにいいといわれています。それ以外にもいくつか相性の条件があって、個性の強い食材には、それに消されないくらい個性の強いコーヒーを合わせる方がいいとか、ココアのような風味がする深煎りのお豆はチョコレートに合わせるといいとかです。
人によっても好みは違いますし、人それぞれで違います。上にあげたフードペアリング一覧を参考に幅を広げていって、感覚がつかめてきたタイミングで冒険をしてみるのがお勧めです。
長文でフードペアリングについて書いてしまいました(‘ω’)ノ それくらい、やりだすとフードペアリングは楽しいですので挑戦してみてください(^^♪
みなさんも、スターバックスのお店で自分だけのフードペアリングを見つけてみてはいかがでしょうか?これであなたもコーヒー通の仲間入りです(‘ω’)ノ
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